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蛙声爺の言葉の楽園

. また一人旅立った


 二つ違いの兄が病死した。25日通夜26日告別式という俄かな葬儀のため急ぎ郷里の横浜へ向かった。車はやめて鉄道を利用したが、高齢になったせいか辿り着くまでが、かなり長く感じた。
 近親者の死に直面すると、人は急に「哲学者」になるらしい。体が眠りを欲しているのに頭だけが無暗に冴えてくる。
 24日夜は睡眠2時間、25日は同4時間半、帰宅してからの26日夜は5時間と睡眠不足が続き、かなり体力を消耗した。それでも「弔問外交」とでもいうのだろうか、普段会えない人たちと多少なりともお近づきを得た。
 急に下りて来た親族代表挨拶と遺影持ちの役に戸惑いながらもなんとかこなす自分。
 それにしても収骨室は心身に堪える。高齢者ならとくに「明日は我が身か」となぜか喉が渇く。
 「また寂しくなった」
 8人の兄弟姉妹の内2人が逝き、3人が葬儀に参列できない健康状態にある。
 帰りの電車内には、湘南の海を黙って見続けている71歳の私がいた。




    2羽の水鳥

        この子、水ばっかり飲んでる、つきあうのよそうかな
comments
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2018-04-30 23:34:06 | [編集]

868. 蛙声爺 さん
鍵コメの方、お気遣いいただきありがとうございます。認知症にならない間は、できるだけシッカリとしていたいと思っています。
人の死が年齢順とは限らないことを、はっきりと知らされたような気がします。
2018-05-01 02:43:23 | [編集]

869. ぴーこ さん
ご心痛お察し申し上げます。
高齢になりますといつ誰が旅立つか想像もできません。
私の弟も61歳で逝ってしまいました。仕事での酒とたばこで咽頭がんでした。
いま思えばどんなにか無念だったことかと、言葉がありません。
蛙声爺さんもどうぞお体第一にお過ごしくださいませ。
2018-05-02 16:44:42 | [編集]

870. 蛙声爺 さん
ぴーこさん、ありがとうございます。
これからは次は自分だなと気持ちを引き締めて、「自由」な時間を無駄にしないようにしたいですね。
でも、無理をして「頑張れば」壊れる歳なんですよね。なんとも難しい高齢者という立場です。
それでも明るく、と努めて暮らしたいと思います。
2018-05-02 18:55:06 | [編集]

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蛙声爺

Author:蛙声爺
文芸同人誌編集をしています。
考えるフクロウが理想。
木内光夫のHPもよろしく。

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