蛙声爺の言葉の楽園

. 手と爪のお話


 またまた早く目覚めてお気に入りのブログを訪ね手と爪に関する繊細な文章に出会いました。すると不思議なもので、すぐにいろいろ思い出すんですね、手と爪に関する過去の出来事や歌詞の数々を。

 年配の方ならご存知だと思います、次の二つの歌。どちらも壊れやすいおとなの恋を切なく表現していました。
 大塚博堂『めぐり逢い紡いで』はこんな歌詞でした。『はじめてつけたマニキュアが もろい割れるはがれる』 この時代はレコードなんて買えませんでしたので、初めて聞いたのはラジオでした。それから何十年も経って、テレビの音楽番組でふたたび。艶消しで申し訳ないのですが、いまの私の場合、「もろい割れるはがれる」は爪本体への危惧です(^^♪
 ペギー葉山『爪』は男の癖を扱っていました。平岡精二作詞作曲ですから、なんとなく男の寂しさのほうに心がシンクロしてしまいます。心を残しつつも去っていく女が言います。『もうよしなさい悪い癖 爪を噛むのは良くないわ』

 60歳ぐらいのことでしたか、歳月を経ている私の手に「酷評」が突き刺さりました。当時18歳だった部下の女の子ですが、ある日、そうそう、当日の作業の説明をしているときでした。私の手の甲をジッと見て「年をとるとこういう手になるんだぁ」と言ったのです。無邪気な率直さに、つい手を引っ込めて、それでも笑顔を作った私でした。
 その子もどこかで暮らしていて今は28歳のはず。そのうちさらにさらにと歳を重ねて、いつかきっと自分の手を見て「こんなになっちゃった」と嘆息するんでしょうね。賢人曰く『子どもを叱るな来た道じゃ 年寄りを笑うな行く道じゃ』


 
     
     松川河畔遊歩道

        桜は化粧の達人、いつもの散歩道なのにうきうき感も出る

comments
本当ですね〜!
爪、を歌詞にした歌がけっこうあるものですね!
私も改めて気づかされました。^ ^

2018-03-25 12:16:01 | [編集]

844. 蛙声爺 さん
こんにちは。
「マニキュア」で検索すると100曲以上で、一番有名なのは山口百恵の「イミテーション・ゴールド」。「爪」で検索しても同様に100曲越え。有名なのは森昌子ほかの「越冬つばめ」。どちらも大変な数です。
目(瞳)とか唇も多そうです。抽象的な言葉をきれいに並べてもヒットしないと言われていますから、体の部位は大事でしょうね、歌詞の中で。そんな気がします。
2018-03-25 14:31:01 | [編集]

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Author:蛙声爺
文芸同人誌編集をしています。
考えるフクロウが理想。
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