蛙声爺の言葉の楽園

. 全員参加型コンサートの迫力。久石譲の凄さ


 YouTubeサーフィンで偶然出会ったのだが、少し視た後「これは早朝にでも集中して鑑賞しなくちゃだめだ」とすぐに思った。
 翌朝5時から7時までの約2時間、私は大きな感動の中にいた。
 「この人は、久石譲は、何と全員参加型のコンサートを本気で企図したのだ」と。

 これは持論だが、そもそもオーケストラも合唱も「個を抑え全体を活かす」ものだ。ソリストや独唱のパートがあるじゃないかと言われそうだが、それさえ「花」にとどまる。そう、「音の花園」の一部にすぎないのだ。久石氏はその理を確かなものとして見せてくれた。
 指揮とピアノ久石譲。オーケストラ200人。正規の合唱団、少年少女合唱団、さらに公募で集まった合唱団総計で800人。マーチングバンド150人。平原綾香らゲスト歌手数名。客席にいる宮崎駿、鈴木敏夫らジブリ関係者。そして武道館を埋め尽くした一般の観客。はては陰で人知れず汗をかく大勢のスタッフにいたるまでを巻き込んだ壮大な催し物。 奏でる人も歌う人も聴く人も、丸ごと久石ワールドの歓喜の中にいた。
 ヘッドホンをしながら休みなしに視聴し、ラストでは自然に涙ぐんでいた私。
 「すごい人がいるものだ」という素直な感動だった。

 アニメ界の巨匠宮崎駿と作曲家久石譲は、このコンサート以前に9つの映画で協力関係にあった。『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』。そのすべてが久石氏によって改めて「調理」され、参加者全員で味わう形になっている。
 おしゃれで、豪華で、清々しい(^^♪・・・言うことなしの2時間だった。



 ※このコンサートの模様はネットで「久石譲コンサートジブリ武道館」と検索し、約2時間のものを選ぶと出てくる。これとは別にリハーサル映像を編集した美味しい動画もある。


       
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文芸同人誌編集をしています。
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