蛙声爺の言葉の楽園

. 同人誌『岩漿25号』、感慨無量にて


 のっけからギャグもどきの話だが、ある雑誌の広告で「クロワッサン」のロゴが目に入った。ちいさく踊っているようで可愛いのだが、「ッ」が「シ」に見え「クロワシサン」と頭は捉えたらしい。「苦労わ資産」、隠された深い意味に勝手に感激する自分がいた。これから先、あの三日月型のパンを見かけるたびに思い出すことだろう。

 先日、新・編集長のK氏から同人誌『岩漿』の25号が送られてきた。毎年発行は2月から3月なので少し遅れてはいる。慣れない校正から版下までの作業、さぞかし編集部4名の方は大変だったろうと、苦労のほどがうかがえる。
 私が創刊から20年間、24号まで編集に携わっていた文芸誌だが、昨年高齢などを理由に役を退き、同時に退会という選択もさせていただいている。実は昨日発送事務を編集部で行った由で、私は一足先に作品群に触れていたことになり、少しく申し訳ないと感じてはいる。
 丸1日をかけてほとんどの作品を鑑賞した。感慨は一入である。
 全くの私見だが、近いうちにこの雑誌の同人の中から広義の作家が出そうな気がする。
 「・・・ここまできたんだ」
 目頭が熱くなるのを感じた。



     岩漿25号

       岩漿(がんしょう)とはマグマのこと、だから『岩漿』は心のマグマ

comments
まるで成長した孫を見る『おじいちゃん』のような・・・「ここまできたか」ですね。
皆さんの苦労は、ほさんからもお聞きしました。
光叔父の凄さも・・・淋しくはないですか?
私も手元に届く日を楽しみにしています。
2017-06-26 07:33:59 | [編集]

713. 蛙声爺 さん
おはようございます。組織はみんなそうかもしれませんが「もう終わったな」という人が仕切っていても、誰一人口にしませんよね、公式には。だから、と言うことです。自分から身を引かないといけません。本当に『終わった』と思われてからでは遅いというのが持論です。今回は海馬障害のほかにも退会する事情は複数ありましたから理解してくれると思いました。
今号で安心しました。素晴らしい人ばかりですから、この先の活躍が楽しみです。
私も蝸牛の速度ですが、まだ書き続けています。 
2017-06-26 07:57:25 | [編集]

714. ほ さん
24号まで、私は何もかもあせいさんにお任せで呑気に受け取るだけでした。25号で編集作業に携わって初めて、一つずつが細かく大変な作業だったのだと思い知りました。
あせいさんの視点からは不足のことも多いと思いますが、これからもアドバイスをよろしくお願いします。
2017-06-27 00:58:29 | [編集]

715. 蛙声爺 さん
「不足」どころか「満足」すぎる結果でした。ほとんど読んだ段階で誤植数も1つか2つ。他誌と比較して漢字が多い『岩漿』でしかも共同編集でこの少ない誤植は見事の域です。私の時はかなり見落としがあり迷惑をかけてしまいましたから、なおさらそう感じました。岩波書店の『岩波八校』のように校正のキャッチボールを複数回できない同人誌なのですし。
ありがとうございました。
あなたの長編が無かったのですこし寂しい思いでした(^^♪。
2017-06-27 04:07:26 | [編集]

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Author:蛙声爺
文芸同人誌編集をしています。
考えるフクロウが理想。
木内光夫のHPもよろしく。

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