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蛙声爺の言葉の楽園

. 「天国と地獄」なのか


 パソコン画面から出る青色光線とやらで目が疲れるとテレビ画面の冬季五輪に目を移しています。どっちも同じようなものとは分かっているのですが、なんとなくパソコンよりは刺激が少ないようで。
 で、気づいたのですが、知らず知らずに応援して視ている自分が居て「へーえ、まだ熱いじゃん」とニンマリ。
 もうひとつ。頭にぶつかってくる言葉の数々が比較的短いことにも気づきました。「よし」「がんばれ」「なんだよ」「いいじゃん」「すごい」「人間かよ」「うそだろ」などなど(^^♪ ついには「そだねー」まで。
 五輪のメダルは4段階なのにも気づきます。アナウンサーやコメンテーターがやたらと「メダル、メダル」とさもしく騒ぐので。金、銀、銅のメダルの次に「ノーメダル」という「10ぱひとからげ」があることを。金銀銅メダルに届かない努力は評価されないのでしょうか。個人的には、要反省だと思いました。

 夜、なかなか寝付けずやっと寝入ったのが夜半過ぎ。2時間後に起きてしまうのですが、その寝覚めの近くで見ていた夢が悲惨でした。どこの地だかわからない場所で私が数人の人に取り囲まれています。「おまえ何時まで寝てたんだよ、ええ!」矢継ぎ早に責めて来る男たちに、萎縮する私。なぜ激怒されているのか分からないのでした。舞台は牛乳販売店、ときは十代の終わりごろ、のはずが、なぜか老人の顔です。朝の仕事である配達を忘れたのでした。「すいません、いまから行ってきます」と頭を下げて立ち上がるのですが、どの地区をどう配ればいいのか思い浮かばないのです。仕事仲間の非難の目が集中する中で、呆然とする私が居ました。たしかに私は独学時代の若いころ、東京で牛乳配達をしていましたが。
 目を開けて真夜中の天井をみつめていたら、「この呆然、過去の話かなぁ」と…恐怖心が。




      滴る水

         活き活きと流れていないとね。 きれいだ、水って

. 撮った水鳥が教えてくれたこと


 昼食後歩かなければと、比較的近い小室山公園に行きました。
 椿まつりが迫っていて、苑内では数人の係の人が青竹をふんだんに使って展示場作りをしていました。邪魔にならないように歩いてツツジの中の駐車場へと向かうと、ここでも資材を積んだ軽トラックが数台停まっていました。作業着を着た人たちがきびきびと動き回っています。ここでも遠慮がちに歩き、立ち働く人に会釈などしながら進みました。
 「定年の六十五歳ぐらいからシルバーでこういう仕事したかったんだ、ほんとはね。そうすればいまの71歳でも続けられたかもな」と、傍らのかみさんの顔を見てつぶやき、ふっと笑った。「…結局六十八まで完全離職できなかった」
 園内は先々のツツジ祭りの準備かな、こちらは「後の祭り」だけど…。
 八分咲きの白紅梅の側を通って東屋のある池の淵へ。
 気分を変えて水鳥を撮りました。前回来たときは寒さで凍った水面で鳥がすべっていましたっけ。

 帰宅してパソコンに取り込んでみたところで、数分間、思考が止まりました。
 写真は私に言うのです。「大写しの一羽より、数羽で関係性が出ている方が水鳥らしい」と。
 きっと人間も同じなんだと?



     小室山公園の水鳥

       待ち合わせなの、ハニーと。そんな雰囲気




. 焼くに焼けない和のメザシ


 昨日、同人誌の現編集長の誘いで伊東松川湖先の山小屋風喫茶に行きました。
 絵の具の陳列の向こうに手作り額の展示などがあり、少し不思議な空間でしたが、奥の竹細工のコーナーにバターナイフと箸置きがあったので購入することにしました。
 ところで手作り、この言葉の「優しさ」が或ることを思い出させました。
 箱根の観光ホテルに施設管理で勤務中の頃の話ですが、横浜の中学時代の級友が夫人同伴で訪れてくれました。
 その夫人が「和の端切れ」で人形その他を創っていて、持参したものの中から1品をもらったのです。
 下の写真がその、「和製のメザシ」です。可愛いでしょう。
 彼女は、創ったものをフリーマーケットに出すこともありますが、本来の目的はいろいろな施設への寄贈だと言っていました。
 級友の方は長年竹細工を趣味にしていて、とくに長い靴ベラにこだわっていました。

 一番羨ましかったのは、旧友が仕事先で「和の端切れ」を見つけると夫人のために仕入れてくるということ。
 もうお互いに老夫婦の仲間入りですが、かくありたいものだと思ったものです。
 もらったのがメザシだけに、やけました。




     布地の目指し

       いまも我が家のキッチンにぶら下がっています、この「メザシ」


. 少し休みます、ブログ、出直すためにも


 ブログ記事を書かなくなってしまいました。ええ、書けなくなったのとは違います。
 自分の中でブログの立ち位置がはっきりしなくなってしまって。
 どれくらい空ければいいのかは分かりませんが。
 1か月だったり、もしかしたらずっとそのままだったり…それも。

 頭の中で、人生最後になるだろう長編小説が渦巻いています。
 「次号はこういうテーマが妥当だな」とか、「今回は全体のページ数が足りてるからお金を節約して短編でいいな」とか、「こんなところまで踏み込んだらうちの同人誌のカラーじゃないな」とか、その他手かせ足かせ。同人誌小説で制約だらけだった自分を解き放ち、「終の想い」をこめて長編小説を書きたいのです。
 まだ名前さえ出そろっていない登場人物、効果的な展開を企図して頭の中で組み換えが続いているプロット。必要な資料の検索。昨年の520枚の自作『キルリーの巣窟』の発刊が呼び覚ました「本当に書きたいもの」、それが心を押して止まないのです。

 しばらくは、ときどき出せる写真と短い心情の吐露で続けます。
 あるときにふと、当初は存在したブログへの激情がよみがえるまでの間。いえもうすでに、現実にそうなってしまっているのでした。
 解っていただけたら幸せです。


     
     とびたてよ、きみたち

        とびたてよ、きみたち  
 
. プロフィール

蛙声爺

Author:蛙声爺
文芸同人誌編集をしています。
考えるフクロウが理想。
木内光夫のHPもよろしく。

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