蛙声爺の言葉の楽園

. パソコン砲、炸裂


 このところ、自分のパソコンからの指令に右往左往している。
 去る8日だったか、メールアイコンが隠れたまま使用不能になり、結局業者を呼んだことを記事にした。1週間滞ったメール数は150を超えた。もっともCMもどきの記事を取り除けば20通にすぎなかったが。
 ずっと画面に出てきている「警告」がある。或るソフトのアカウントが最新のものではない、というもの。新パソコンに変えたときに業者に頼んでアカウントを設定してもらったのだが。それがどうなのかが不明で手が付けられない。
 そうこうしているうちに、ウイルス退治のセキュリティアプリの有効期限が来たので、更新をとこれまたカウントダウン的に「警告」してきた。

「まてよ2017年10月26日に少し早いけれど予約更新をしたはずじゃないか」そのときの残日数は当然365日を超えていた。ところが警告に従って見てみると4ー5日しかない。何をどうしてもカウントダウンは止まらないので、画面に従い「延長」を試みた。コンビニに金を前払いするネット手続きはしたものの、かなりの金額を払っているのに二重払いはどうしても納得がいかない。素人丸出しに一計を案じ、10月に購入して使ったCDで再トライをしてみた。ところがインストール中を示す画面が何と延々4時間も続いたのだ。さすがに「もう済んでいるはずだ」と用事もあったので閉じたのだが、後刻再開してみると残日数は1年分どころか1日も増えていない。画面の指示通りにたどると2行の短い英文の警告があるだけ。よく解らないが意訳すると「あなたが管理権を有しているアカウントでログインしなさい」と言っているらしい。それをどこからどのようにしてログインすればいいのかが分からない。
 
 なぜここまで紋切り型の文章で、しかもあらゆる説明文がテクニカルタームだらけなのか。「わからないお前がバカなのだ」と言わんばかりだ。おそらく元が外国のものなので、素人向きに文を分かりやすくなどできないのだろう。
「こっちは金払ってるお客だぞ、バカ野郎!」とついに機器に向かって声を出した。
 必死であれこれやっていたら、インストールは終わっていると表示が出た。しかし機器は「行動」しないでいる。「べつのウイルスチェックが発見された。これが阻害しているので削除せよ」という指令が出て来た。買ったパソコンに入っていたものらしい。こっちも切れてはいたのだが、更新待ちで存在しているらしい。「なるほどそうか」と、またまたコントロールパネルで見つけて「言われた通り」削除した。それでも事態は何ら変わらなかった。私は完全に切れた。

 間が悪いことに、さらにWindows10が自動更新を始めた。延期していた日が今日だったのだ。これがまた、再起動を繰り返して長いことながいこと。やっと終わったと思ったらまた、何を削除しろ、何を更新しろと、パソコンが紋切り型でせっつき始めた。
「もういい! きょうはもう何もしない」
 私は機械の奴隷ではないのだ。 

 毒づいたのでパソコンがへそを曲げたというわけでもあるまいが、数日前にWordで作成した文書をプリントアウトしようとしたところ、「作業」を始めない。なんと「Wordが応答しない」と表示された。「まさかエクセルの印刷もか?」とためしたところ、エクセルもまた応答していないと表示されて「拒絶」された。もうサッパリ分からなくなった。呪われているのかとさえ思う。
 けっきょくまた、近くの業者に1/17午前一番でと、修理・対応を依頼した(1/16)。
「・・・」
そしてさらに印刷できないだけでなく、Word画面が書き込みも編集もできない「フリーズ」に(1/17早朝)。

 17日12時、「トラブル」5種のあれこれ全て解決する。「餅は餅屋」でした。

 




     異変の河原か

     レンズが笑う? 本当にこうなのか。それともこう見えてしまう自分が変なのか。

. はっちゃけ爺の、三が日の「?何でよ節」


 餅ばっかり食ってたら、こんな「はてな」と「ぐち」がおシリから出て来た(失礼)。記事がシリすぼみになりませんように。

◇モンゴル相撲が、神事だった相撲道から「道」を取り去ってしまったらしい。もうすでに「スモウ・レスリング」の独壇場か。
 裸で「道」を捨てたんだから「不倫」だよね。マスコミが興味本位で騒ぐわけだ。

◇最近の音楽界、テレビ番組を視ただけでも46とか48とか若い女性団体だらけ。3人だけのパフュームが尊敬に値する。
 誰かが言ってたよ「楽屋、控室のトイレ足りてるのか」って。誰かってTOOTOだろ?

◇クイズだけど、1年間同じ人のアラ探しをして悪口言って「年収1億近く」になるって「お仕事」って何だ。
 酷会でモリとかカケとかスパゲッティとかで食べてる人たちだよね。ごめん、おいしそうで答えを口にできない。ただしそこにはカツ丼は無い。

◇海外で日本のアニメのミニスカート姿が沸騰してる。確認したくて来日したら「オーマイガー!」 親日国が増えたとか。
 日本では「フツーだろ」と平成。『君の名は。』のヒロイン三葉(みつは)がラスト近く、坂道で自転車をこぐ。ホントちゃんと下着まで描いていた。新海監督リアル。

◇ネットで「アンチ日本」が言う、「日本信者」「日本の手前味噌」はクソだ、「日本礼賛」記事をネットに出すと金をもらえるんだと非難。真偽は不明。
 朝から晩までイヤというほど「日本」を貶(おとし)めているマスメディアのことも語ってね。「一方を聞いて沙汰するな」(篤姫) 

◇1万円札を廃止しろと海外が日本に求めているらしい。買い物をして電子決済がほとんどできない日本は「後進国」と騒ぐ国もある。
 おたくらと違って日本の紙幣は世界一偽造しにくいんだ、「やたら日本文化に口出すんじゃねぇ」。ああ、スッキリ!

 今回は六つだけね(^^♪。


     まだ「夜明け」とは言えない

      2018元日。まだ夜明けとは言えない

. 自然に接して想う、人間界の「晩秋」


 払暁に月、スーパームーンを山の端に観た。
 月とは、こどもの頃にはかぐや姫が爺と婆のもとから帰っていく所だった。ところが今は、日本人も月面歩行を夢見ている。科学では進歩と誰もが思う。では「情操」ではどうか。どこかの本にこんな記事があった。外人が不思議がった。野外で日本人グループがにぎやかに談笑していたところ、雲が切れて月が顔を出した。とたんに喧騒がぴたりと止まり、月を見上げて誰も言葉を発しない時間が訪れたのだそうな。外国人にはこの感性が乏しい。日本人にとっての月は、科学だけの対象ではないのだと気づいたと。
 それでも最近は、日本人も欧化主義者になっているような?

 並木道の銀杏が黄みを増して、舗装路に落ち始めた。
 発芽、開花、深緑、結実、紅黄葉、落葉と、草木は年毎の自らの「出処進退」を熟知している。人間界はどうか。「大木」になればなるほど、この美を忘れて、ただただ醜く立っているような気がする。公私の区別もつかず法案の一つも創らずの国会議員、不正を看過し会社を貶めてしまう上場会社役員、仁王立ちが妙に似合う大横綱、内容の乏しい某TV局のコメンテーターなど如何に。「え? 家庭内の老人も、ですか」、『いえ、それはありません、そもそも大木ではないので』

 木枯らしが冷たい、向かい風が特にきつい。
 ところで、世間の風はもっと「冷たい」もの。今夏今秋、都議会や議事堂に吹き荒れた「風」は、あっという間に止んだ。風の起こし手の身から出た錆とはいえ、「風」とはかくも軽いものか。人は有頂天の時がもっとも危ないとは良く言ったもの。彼女は何を成そうとしたのか、また風の受け手は何を期待したのか。両者ともことの「総括」などはすまい。過った「風」が、自然に力を失うだけのこと。
 豊洲での追加工事をゼネコン3社が辞退したそうな。これも1年前の同じ「風」のせいだとか。博識の彼女も「男たちのプライド」はご存知なかった様子。

 寒風に「頭にもっとモコモコした毛糸の帽子が必要だったね」に。(老妻はすでに大自然)
 2刀流の選手がメジャーリーグチームの選別をしたとの報。彼は思いあがっているのか?
 入団交渉の相手は、東ではなく西海岸のチーム、大手ではなく「弱小」のチーム、しかも日本人が在籍していないチームがいいというのだ。大騒ぎをされ30チームが食指を伸ばしたと言われて調子に乗ったのか?と誤解されそうな内容だ。しかし彼は、もともと少し待てば大金が手に入るのに、金よりも早くメジャーでプレーしたいというのが渡米移籍の動機だったのだ。何かわけがある。それが出た。オフシーズンや「米ペナントレース」で日本人の諸先輩方の邪魔をしたくないのだという。早く契約したいのも同じ理由だという。泣かせる話だ。しかし、「日本の若造」に交渉資格をあらかじめ奪われたメジャーチームのプライドはおそらく傷つくに違いない。彼の発想は欧米にはないものだからと専門家は危惧をする。プライドなら諸先輩方にもある。善意の彼が誤解されることが無いよう祈りたい。『過ぎたるは猶及ばざるが如し』ともいうので。 

. アナログに戻そうよ、怖いから


 近未来の或る人の話?

 パイロットのいない無人飛行機で出張先から戻る途中、機内でレポートを会社に転送した。すると画面に部長の顔が現れて渋い顔で「やっとだな」なとどつぶやいた。空港で小腹が空いたのでコンビニに入った。店員はゼロで商品はタグ付き、カード会計を出口でして開錠してもらい買った軽食を手に店外に出た。これ巨大な自販機か。

 ドライバー不要な、ハンドルすら無い車が疾走する中を、同様の機能の無人タクシーで走りコーポラス前に着く。うっかり現金で支払う仕草をしたら車が警告を発して警察に自動通報をした。ドアは自力では開かない。そう、現金決済は違法なのだ、完全自動化の邪魔だから。車内で機械的な警察の質問に答えて過失と認定してもらい、顔写真も自動で撮られて、ようやく下車。面倒を掛けたため、車は「ありがとう」も発しないで去っていった。

 顔認証で自室のドアを開け、ドローンで届いていた荷物を手に取って中に入った。駆け寄ってきたのは愛犬ロボで、こっちは疲れているのにダッコをせがむ。可愛かったのは初めだけ、いまは面倒くさいペットになった。
 「ユカニ ヌギステテハ ダメデス オソージストップシマシタ」と壁で自動充電中の自立掃除機が苦情を吐いた。『うるせーな!』
 「オフロ オユヲタメハジメマシタ」とバスルーム入り口のセンサーが言った。『今日はいいのに』

 広めの1DKなのでソファーでゆったりしたのは良いのだが、「オカエリナサイ」という優しい声につい、『きょうも部長にパワハラされてな』といつも通りの愚痴と怒りを口にして甘えていると、エプロンをつけたアンドロイドのSACHIKO-Ⅱ(この子再婚なので)が台所から包丁を手にしたまま近寄ってきて、「ソンナニワルイヒトナラ コレデコロセ」とアドバイスをしてきた。AI人工頭脳で主人の言葉情報を蓄積して殺すべしとの結論が出た模様。『いや、そこまでは』と懸命になだめた。

 アンドロイド妻に『きょうの夕食何?』と聞くと、「完全栄養食」と言い錠剤を5種類皿に載せて来て微笑した。このままではきっと胃腸が退化して漫画の火星人みたいな体形になるに違いない。
 ずっと前に立っているので『何?』と言うと、「キョウ ワタシヲダキマスカ」と聞く、これまたうっかり『いいよ、もうあきた』と口にした。SACHIKO-Ⅱにポコンと叩かれたことは言うまでもない。体のキズは全治2週間、心のキズは一生。
 『何か一つぐらい自分で決めさせろよ‼』
 なぜか、だいぶ前に創られたという映画『ブレードランナー』を思い出した。

 世の中がこのまま進めば、こんな未来が本当に来そうで怖い。
 いまとなっては「伝説の昭和」が恋しい。
 『アナログ、スローライフにもどそうよ、世の中 』



     人は何故に人なのか、大自然に聞こうよ

       レプリカントの悲劇、人間のアンドロイド化が近い?

. 選挙と台風とボクシング


 つくづく妙な夜、それが10月22日にやってきた。
 総選挙の開票が20時に始まると地上波のテレビ放送が選挙速報で「統一」された。誰が頼んだわけでもないのに、各局がほとんど同じ内容を「独自」何とかと称して視聴率を競っている。異論はあると思うが、全国放送であるNHKだけでいいような気がする。
 ネットの番組欄を見たら、なんとボクシングのタイトルマッチをやっている局があって「統一」という前言は翻すことになるのだが、今日になって報道をみたら視聴率は20パーセントもあったという。素晴らしい決断だと思った。ちなみに、もうそろそろ最終ラウンドになるかなとチャンネルを合わせたところ、TKOで村田が勝っていた。見逃したに等しい。
 おとなは拳闘でもいいが、選挙など興味のない子供たちのために、次回はどこかの局でジブリのアニメを放映してくれないだろうか。むろん私は「子供」の仲間に入れてもらうが。ぜひお願いしたいが、いかがだろう。

 「20パーセント」の数字に刺激されたわけではないが、今日正式な投票率発表があったことを思い出した。53・64パーセントだという。有権者のじつに半分近くが今回選挙権を行使しなかったことになる。むろん台風の影響はあると思う。それにしても、という数字ではないか。ここから法的な仕組みによって議席数が出てくるわけだ。自公併せた与党議席は全体の3分の2を超えて、衆議院での憲法改正発議が与党だけで可能になったとしきりに報道は言う。投票率と議席獲得率という別の数値を使って恐縮だが、53・64×0.67と乱暴な計算すると、選挙権者の約36パーセントの法的信任で発議可能となってしまう。「これでいいのか」と言っても始まらない。投票に行かないからそうなるのだから。
 こんな風に考えていくと「棄権」が政権政党への信任と同じだということに気が付く。「つまり原状に不満がないので投票に行く必要がない」というメッセージと一緒なのだ。このこと、棄権が「否定」の意思表示と考えている人に提示してみたい。

 それにしても今回の各立候補者の右往左往はドラマチックだった。当選という「再就職」のためには、主義も主張も政治的信念もなんのその、仁義なんて糞食らえで、大変「勉強」になった。もう一つ確認できたのは、「見えざる手」が働くのか投票結果が、現在する世の中の事情に合わせてバランスよく成るものだということ。今朝の新聞やテレビ報道を見て「へーえ」と感心をした。若干結果を心配していたが杞憂だったようだ。もっとも「策士策に溺れる」現象で救われた感もあるが・・・。
 誰だが忘れたが立候補者のいう「国民の目、おそるべし」が至言だと思う。

 超のつく大型台風が首都圏を直撃した。テレビの選挙報道の合間で視るかぎり、規模の割には安心できたが、それでも進路予想が伊豆半島を視野に入れているので、なかなか寝付けなかった。だいぶ経ってウトウトッとしたころだった、携帯で警報音が鳴り、飛び起きた。「避難勧告」だった。ただ、対象地区から外れていたのと、現住居が鉄筋3階にあるので、再び眠りに落ちた。

 目が覚めたら台風一過の青空、青が鮮やかすぎて見惚れた。
 幸い、今度の台風も当方は無事だった。
 


      沢に水、ながれる

        流れると流されるは、明らかに違う
 
. プロフィール

蛙声爺

Author:蛙声爺
文芸同人誌編集をしています。
考えるフクロウが理想。
木内光夫のHPもよろしく。

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